代表あいさつ
「不易(ふえき)流行(りゅうこう)の精神で・・」

平素は、社会福祉法人弘和会に対しまして、ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
私の好きな言葉に「不易流行」という言葉があります。この言葉「不易の理を失はずして、流行の変にわたる」(=不易流行)という考えは、芭蕉が『奥の細道』の5カ月の間に体得したものと言われています。
「不変の真理を知らなければ基礎が確立せず、流行(変化)を知らなければ新たな進展がない、しかもこの不易と流行のもとは一つ、不易が流行を、流行が不易を動かす。」「不易」は変わらないこと、すなわちどんなに世の中が変化し状況が変わっても絶対に変わらないもの、変えてはいけないものということで、「不変の真理」を意味します。逆に、「流行」は変わるもの、社会や状況の変化に従ってどんどん変わっていくもの、あるいは変えていかなければならないもののことです。
福祉の現場にとっても、この「不易流行」という意味合いを図らずして感じさせられています。
措置の時代から契約による個人の尊厳と自立支援へ移行し、また排泄や入浴、食事等、できないことをヘルプする介護から個人の自己実現をフォローする介護へと福祉においても進化しております。文字通り個人の尊厳と自立支援をより実践するパーソンセンタードケアへと時代が移り変わっているのです。
私は、当法人の経営理念に「仁・人・和」(人は、仁を以て和となす)を掲げています。これは、人に対し、思いやりや愛情を注ぐという人間社会においてかけがいのない不変の真理であり、また地域の方々と協働して世の中を明るくするという考え方も時代と共に不易が流行を、流行が不易を動かしたものになっています。最後に利用者との和、地域との和、職員との和、これらが相まって顧客満足度が向上し、その満足は正しく流行というものではないでしょうか?
私達、社会福祉法人弘和会は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成され、又はその有する能力に応じ自立した日常生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として社会福祉事業を行う為、平成25年に石川県から社会福祉法人として認可を頂き、設立した団体です。
これからの地域社会では、高齢者福祉においては、少子高齢化に加え、認知症の方々の急激な増加に対し、地域で支え合う介護の実践という問題がクローズアップされ、また障がい者については、地域生活の支援に対し、地域と共に、障がい者の自己実現、自立生活の為の工賃向上、一般就労への支援、また、専門的な相談業務の充実を図るという課題がより鮮明になってきています。
私達、社会福祉法人弘和会の社会的使命は、上記の問題、課題解決の為に、地域に認知症介護について、よりよく啓発し、地域の方々と認知症をキーワードとした地域コミュニティの構築を目指し、また障がい者福祉においては、障害者や健常者、子どもや高齢者が共に地域コミュニティで暮らし続けることができる共生な社会の構築を目指し、地域との支え合い、思いやり、住み続けてよかったと言われる街づくり、共生なまちづくり、地域福祉の向上の為、「仁・人・和(人は仁を以て和となす)」という基本理念に基づき、それぞれの施設管理者をはじめ、職員一同努力してまいります。
何卒、一方ならぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶と致します。
法人の目的、事業内容
社会福祉法人弘和会は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して、総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成され、又はその保有する能力に応じた日常生活を地域社会において営むことができるように支援することを目的として、次の社会福祉事業を行う。
第2種社会福祉事業
- 障害福祉サービス事業の経営
- 相談支援事業の経営
- 障害児相談支援事業の経営
- 障害児通所支援事業の経営
- 老人デイサービス事業の経営
- 小規模多機能型居宅介護事業の経営
- 認知症対応型老人共同生活援助事業の経営
- 老人居宅介護等事業の経営
- 老人短期入所事業の経営
公益を目的とする事業
- 居宅介護支援事業
- 日中一時支援事業
- 道路運送法に基づく自家用有償旅客運送(福祉有償運送)事業
- 地域支え合い事業
- 高齢者及び障害者のシェアハウスの運営
- 地域支援事業
- 介護福祉士養成奨学金貸付事業
- 訪問看護事業
団体概要
団体名 | 社会福祉法人弘和会 |
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設立年月日 | 2013年2月14日 |
代表者 | 畝 和弘 |
住所 | 〒928-0022 石川県輪島市宅田町25字4番10 |
電話番号 | 0768-22-4141 |
FAX | 0768-22-4949 |
ホームページ | http://www.swkouwa.com/ |
メールアドレス | kouwa@swkouwa.com |
沿革
平成14年 | NPO法人 人材育成センター 設立 |
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平成18年 | ケアサービス夢の華 開所 設立 |
平成19年 | ケアホームみんなの詩 開所 |
ケアサービスみんなの詩 開所 | |
平成21年 | デイサービス笑ちゃけや 開所 |
平成23年 | ぐるーぷほーむ福の神 開所 |
たきのーほーむ福の神 開所 | |
ケアサービス夢の華 開所 | |
平成25年 | 社会福祉法人 弘和会 設立 |
平成26年 | 多機能型ライフサポート一互一笑 開所 |
平成27年 | 人材育成センターを解散し、弘和会に合流 |
平成28年 | 駄菓子MAU 開所 |
平成29年 | 地域支え愛 村友 開所 |
コールナウみんなの詩 開所 | |
コールナウ福の神 開所 | |
平成30年 | 地域生活支援ウミュードゥソラ 開所 |
たきのーほーむ風和里 開所 | |
平成31年 | 訪問看護ステーション みなぎ 開所 |
共生型短期入所 海と空 開所 |